年の功の主張☆彡

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日々思ったことや感じたことを綴ります

不動産側の税金対策話しから思うこと

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大きな時代の転換期、来年の10月に現行の消費税8%から10%になります。

国は増税に関して、クレジットカードで支払うと2%ポイントバックを検討中ではあるようですが、クレジットを扱っていない個人商店、クレジットを持てない人、使えないお年寄り、クレジット会社側の立場など、まだまだ問題は山積しているので、 とりあえず大きなお買い物はもちろんのこと、当面の日用品は増税前にしておいた方が良いかもしれません。

 

 

注意

不動産関係だけは2019年10月以前だと10%の課税になる可能性があるんです。

戸建て住宅も賃貸事業も2019年3月31日までに請負契約を行っている場合は完成引き渡しが10月1日以降の場合でも消費税8%での契約になります。

しかし3月31日以降の契約の場合、9月30日までに着工を行っていなければ消費税8%の適用にはなりません。

 

選択支として 賃貸事業も、税金の支払いや管理の面で問題を抱えている方が選択する手段の一つです。

賃貸事業は高額商品のため融資を受けて行う税金対策になりますが、借入を行うことによって相続税を大幅に減額することが可能です。

そのような方たちにとっては今回の消費税増税は大きなタイミングであり、ここで契約をしておかなければ莫大な金額の差が出てくることは間違いないでしょう。

もちろん、自分の家族のための夢のマイホームも人生の一大イベントではありますが。

 

声を届けたい

未だ賛否両論ありますが、小泉内閣がメスを入れた「郵政民営化」ですが、「よくぞやった」と思った人も多いでしょう。現在、国会であれだけ長時間の議論を繰り広げていますが本当に全てが議論に値する内容だと思えますか。

個人的な意見として、よく番組中に一般市民がツイートして意見を述べるシステムがありますが、あれを是非とも国会答弁中にも導入して欲しいものです。

そうすれば、国民の“生”のリアルタイムの声が聞こえると思いませんか。

 

日〇放〇〇会も受信料徴収を社員証もまともに見せず「公共料金の件」と言い切りドアを開けさせ、挙句の果てには人の家のドアを殴るような社員のいる会社に頼む前に、まず国民の意見を真摯に耳を傾け信頼を取り戻す作業から始めなければいつまでたっても終わらないのです。受信料の値下げやネットで受信してサービス拡大など国民が望んでいることでしょうか。

 

実際にあった話

何にでも言えることですが、信頼関係がなければ物事はスムーズに進みません。

一例をあげると、ここに2人の営業マンがいるとします。

1人は会社の上司の言う通りに、数字と会社の利益やノルマをこなすためにお客さんに会社都合の金額や期限を提示し、その後もそのお客さんの都合も考えない予定で訪問を続けていったとします。

もう一人は上司や会社の考えを理解はしていたとしても、実際は人の心が絡む話なのでまずは信頼関係を作るため、仕事の話を抜きにして週に1度のペースで通うことにしました。

前者の営業マンはお客さんから嫌われ、最終的に会社自体を拒否し、二度と伺うことのできないお客さんになりました。

後者の営業マンはそこからお客さんの信頼を勝ち取り、契約を頂くことが出来ました。

そしてそのお客さんがきっかけで紹介を頂き、その地域で受け入れてもらえるようになりました。

 

何がこの差を作ったか。そうです、やはり人と人との心の繋がりです。

信頼関係さえ築けていれば何でも繋がっていくのです。

あなたが本当に困ったとき、何のメリットがなくてもあなたに手を差し伸べてくれる人は何人いるでしょうか。その人数があなたの人徳であり、信頼関係を築いてきたか否かを示しています。現代人はそういうことを見失いがちです。

 

親が子供に「自分一人で大きくなったような顔をするな」と言いますが、この言葉の真の意味を理解するのは、自分が親業を経験しなければ本当の意味は理解できません。

生き物は産み落とされて放っておかれると死んでしまいます。

人間ならば取り上げてくれた助産師さんや医師がいて、綺麗に体を拭き寒くないように服を着せてもらい母乳やミルクを与えて初めて命が繋がるんです。

 

こんな話もある

 産まれてから一度も抱っこをしないようにした赤ちゃんと、愛情を向けて育てるようにした赤ちゃんの比較実験が行われたときの話です。

 抱っこをしなかった赤ちゃんは間もなく亡くなりました。

 ここから分かることは、人間は愛情を向けられなければ死ぬということです。

 「私なんか生まれなければ良かった」そういう人もたくさんいます。

しかし、今この瞬間あなたがこの世に生きているということは沢山の人の愛情を受けて今まで生きてこられたという証拠です。 

そして、人のせいにして逃げれるのは親の保護の元に生きている特権であり未熟だということです。自立した大人は全て自己責任、今の自分は誰のせいでもなく自分の過去が自分を作った結果なのです。

今の自分に満足していないなら、今直ぐ頭と体を使い、物事を良くしようと努力することが必要です。絶叫するほど努力した人にはチャンスと大きな喜びが待っています。

行き過ぎた資本主義により貧富の差が拡大し、誰もが満足して生きれる世界を作るためにリセットが必要で、遅かれ早かれ実行されるという貨幣制度崩壊のより紙幣は単なる紙くずと化すのですが、だからといって退廃的になるのではなく、大きな変化の時代を生き抜くための方法を模索し、どんな時代にでも対応できる自分を確立することが、自分のみならず家族を守る方法なのです。

 

心構え

来年税金は確実に上がりますし、世の中も大きく動こうとしています。

お金は自分の衣食住を整える手段でお金が喜ぶ居心地の良い人とは、自分だけのみならず人に益することで喜んでもらえる使い方なのです。自分が痛くない程度に誰かのために使う生きた使い方、易経に「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃有り」と書いてあるように、善徳を人に施した先祖がいる家系の子孫は、必ず幸せな人生を送れるということ、いま混迷の時代を生きる私たちにとって大切な教えの一つではないでしょうか。