年の功の主張☆彡

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日々思ったことや感じたことを綴ります

体験に基づく抗がん剤と副作用

現代の三大成人病の一つにガンがあり、国民の2人に1人はガンにかかり3人に1人はガンで亡くなると言われるほど身近な病気になっています。

 

新たに分かってきたのが、傷ついたDNAが修復するとき紫外線や喫煙の害によってシステムエラーによってガン発症要因の一つだと分かってきています。

遺伝的要素があり、さらに食生活の乱れや不規則生活、ストレスの多い生活や運動不足が加わり、最終的にガン細胞が目覚め発症に繋がるのです。

しかし、ガンは早期発見だと命を失うことはありませんし、治療方法も日進月歩で進んでいます。治療方法を医療者側と相談しながら納得のいく治療を見つけていく時代なので、ガンと診断されても慌てず納得がいく治療法を見つけることがとても大事です。

主治医に遠慮して言われるがまま「まな板の鯉」状態のように手術台に乗るのではなく、自分の病状をしっかりと把握し、自分で選んだ医師を信頼し病気に立ち向かえば良い結果に繋がりやすいのです。

大半の医師は、手術前後に抗がん剤治療を提案してくることが多いので、ここからは自身の「抗癌剤」使用とその後の副作用について書いています。

 

抗癌剤ガイドラインについては以下のリンクをご覧ください。

抗がん剤適正使用のガイドライン〔総論〕 / もっと知ろう、動こう、声をあげよう。日本のがん医療をよくするために。 - NPO法人がんと共に生きる会

 

 

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抗癌剤の種類には点滴と錠剤やカプセルなど内服薬があります。自身の体験では1回目の抗癌剤点滴投与ではまったく副作用がなく、食事も美味しく食べることができたのですが、投与2クール目から嘔吐、食欲不振、脱毛が始まりました。

点滴による抗癌剤投与から2日間、起きてる間は絶え間なく続く嘔吐ですが、悪阻とは違う強烈な嘔吐に苦しみ、3日目の夕方にやっと食欲が戻ってくるのです。

投与前に血液検査をするのですが、3クール前白血球の数値が2000を切り、感染症の危険範囲の数値となり抗癌剤投与は一端中止、感染症予防のため個室へ移動し隔離されました。隔離された部屋はトイレなしの個室で、部屋から出れないのでポータブルトイレで用をたしていたのですが、用をたすたびに看護師さんを呼ばなくてはいけないので恥ずかしいやら申し訳ないやらで大変苦痛でした。

しかし治療のための個室使用だと病院側は個室料金は請求できないので、病院側も精一杯の対応だったのでしょう。退院後は1ヶ月に1回の抗癌剤点滴投与のために通院し、全部で点滴投与は7クールで終了したのですが、その後はガンが再発しないようホルモン剤と錠剤タイプの抗癌剤服用で治療が始まりました。

抗癌剤治療は回数を重ねるほど体にダメージを与え、嘔吐も益々酷くなり死んだ方がましだと思えるほどの動悸まで始まり、ついには日常的に寝たきりになりました。ホルモン剤の飲み始めは更年期障害の始まりに似たとてつもない寒さと異常な発汗が分単位で襲ってくるのでファンヒーターに前から離れられず、タンクトップの上に夜用ガウンを羽織り脱いだり着たりしながら一日を過ごしていました。当時自宅から100メートルもしない位置に子どもの小学校があったのですが、日々体力が奪われているため、歩行に心臓の鼓動が聞こえるくらい苦しく、普段だと10分位で着く距離に30分かけて行ったものです。ホルモン異常から些細なことで夫婦げんかが絶えず、日常的に高学年だった娘への負担が大きかったため、娘に大きな10円禿げができたのをきっかけに主治医へ直談判し、自己責任を取るということで全ての治療を止めました。

自己責任の治療中止から、いろいろ試し自分にあったものと巡り合うまでの数年間は日常的に寝たり起きたりで、農家へ嫁いだ元小姑から嫌味を言われたのは過去の話ですが、それほど抗ガン剤とホルモン剤の副作用はきつく長年に亘り苦しむということなのです。下記のブログから様々試してきた内容と結果が見れます。www.kanakana.tokyoその他にも抗癌剤の副作用は多く、爪が黒くなる にきび 発熱 口内炎 下痢 頭痛 便秘 浮腫 嘔吐 静脈炎 免疫力の低下 白血球減少 遺伝子変異 腎機能低下障害 便秘 味覚障害 色素沈着 低ナトリウム血症 好中球減少 血管炎 関節痛 心毒性症状などがあります。

 

テレビで有名な南雲医師に再建手術のことで一度相談したときに、人間の体は7年で細胞の全ては変わると話してくれました。もちろん食生活を正し健康に努めてきた場合の話しでしょうが、未来の健康な体を作るのは日々の心掛けが大事だということですね。